他の犬に吠えてしまうその時、飼い主の精神状態は?

様々な犬の問題行動の中で特に修正が難しいのが「飼い主の犬への態度」です。 具体的な例をあげてみます。 家族の中で、お母さんが散歩をしていると他の犬へ過剰に吠えるのに お父さんが散歩をしているとほとんど吠えない・・・とか 飼い主さんが接するとなかなかいうことは聞いてくれないけど、 トレーナーが接すると、とても楽しそうにいうことを聞いて良い子にしているなど。 経験、ありませんか? お父さんとお母さんの違い、トレーナーと飼い主の違いは一体どこにあるのでしょう。 細かい違いは沢山ありますが、その中でも特に大きく違うのは「人の精神状態」 犬は確かに人の表情を読み取る力があるということが科学的に証明されています。 しかし、表情から読み取るだけでなく感情(空気)も読んでいるのです。 人によって犬の状態が変わるのは、一緒にいる人に余裕があるか、ないかが原因です。 お散歩中、他の犬などに吠えかかってしまうといった問題行動でも、そのときの飼い主さんの心の余裕の有無によって、行動が変化することがあります。 向こうから犬の姿を見ただけで、飼い主さんが緊張し、その緊張が犬に伝わり余計に神経質になってしまい吠えてしまう・・・ 吠えるくらい大したことはありません。 常に心に余裕を持ち、どっしりとした態度で犬と接することが、結果的に問題行動の改善につながります。 練習方法としては、まず自分が散歩している時の精神状態を客観的に観察する事。 その観察が「気づき」に変わった時、大きな前進がありますよ。 enjoy life with dog♪ 皆様のぽちっと♪とっても励みになっております。 ありがとうございます☆ にほんブログ村
掲載日:2010.10.07