犬との生活で生じる誤解 対立編
調和は、いつも必須です!
それ、違います!
しつけ(教育)は、簡単なことではありませんし、楽しいことがいつも続くってわけではありません。
しつけ(教育)に、間違った調和イメージを持ってアプローチすると、「失敗」に向かって行ってしまいます。
間違った調和のイメージとは・・・
「いつでも、どんなときにでも、仲良くしなくてはいけない」というイメージ。
しつけ(教育)は骨の折れる仕事で、対立がつきもの。いつも「優しく」ってわけにはいきません。
心から愛せるように犬をしつけようとする者(飼い主さん)は、そのしつけの目的をたまに再確認する必要があります。
いつも良く、愛しかれと願っている飼い主さん・・・気持ちはとてもよくわかりますが、「仲良く」だけに偏ってしまうと
対立の状況になると、愛犬は飼い主さんの言葉を真剣に受け入れられません。
したがって飼い主/トレーナーとしては、対立を回避してはならず、対立したときに自分の方が正しいとなるようにもって行くことがとても大切です。
超然として「対立」を解決していくと、私は教育される者(しつけされる犬)に受け入れられる人間になります。
なぜかというと、教育されるものは、私を責任を担うものとして必要としているからです。
これは私の行動力や社会的なプレゼンスにも通じるものです。
これを獲得することで、私は愛と信頼を受けられるようになるのです。
愛犬と仲良くなりたいだけの視点でしつけを行うと、ただの「過保護」になり愛犬の精神バランスは崩れ、自立できなくなり、健全なわんちゃんよりもより多くのストレスを背負い込むことになります。
いつの時代でも「甘やかす」のは、人の子でも、犬でも簡単です。
「時には対立し、そして時には肩を組む…」そんな関係、素晴らしいと思いませんか☆
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