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プーチのドッグトレーナーが執筆する、犬と飼い主さんのためのプログ

2.エイズ国家と避妊、そして犬

それではまず、避妊・去勢をしない人からよくきく理由を述べます。

「麻酔をするのが怖い」

→確かにリスクはあります。しかし、私は麻酔の失敗で死んだという人にあったことがありません。散歩途中に、犬が車に轢かれて死んでしまったという話はよく聞きます。人間でも全身麻酔にはリスクが伴いますが、知り合いで全身麻酔が原因で亡くなった人の話を聞いたことがありますか?それほど、死に至る確率は低いのです。散歩中に車にひかれて愛犬が死ぬ可能性の方が高いでしょう。去勢をせずに不利益を被るリスクの方が圧倒的に高いのでこの点は理性的に判断してほしいです。




「一度は子供を産ませたい」

→ブリーダーでなければ、なぜ産ませたいとおもうのでしょうか?母としての喜びを与えられると思うからでしょうか?もし犬が「生む喜び」を感じるとしてもそれは一瞬の出来事で終わるでしょう。その一瞬で消えてなくなる喜びのために、誤交配のリスク、子宮蓄膿症のリスク、卵巣腫瘍のリスクを背負うだけの価値が、人間が一方的に想像する「生む喜び」にはあるのでしょうか?犬が、私も女なのだから一度は子供産んでみたいと感じると真剣に思えますか?妊娠する幸せ以外に、愛犬を幸せにする方法はたくさん、本当にたくさんあります。まず、妊娠させる前に他のことで十分に愛犬を幸せにしてみてください。そうすれば、「生む喜び」以上の幸せを与えてあげることができるはずです。




「自然な状態を保ちたい」「人の手を加えたくない」

・・・自然???野生に近い状態に愛犬を保ちたいという気持ちはわかります。しかし、アスファルトとコンクリートのジャングルで、留守番を強要され、つねにリードに繋がれて車がバンバン走る横を短時間散歩し、ドッグフードを一生食べさせられている犬に対して自然も不自然もありません。純血種に至っては、完全に人間の手が入って作り出された完璧に不自然な生き物です。今日の人間社会で生活している犬は自然から程遠く、去勢や避妊だけに関して自然な状態を保ちたいという意見はあまりに偏りすぎていると言わざるを得ません。

自然を保ちたいのなら、まず犬が疲れるまで散歩をしてみてください。毎日、ドッグランに連れて行ってみてください。留守番をさせないでください。ご飯もドライフードはやめてください・・・ほとんどの飼い主さんは実現できないでしょう。なのに、去勢・避妊に関してだけ自然を追求するのは、それこそ不自然ではないでしょうか・・・

つづく・・・

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掲載日:2009.05.08
情報更新日:2020.09.09
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