暖炉と火、そして犬
私は暖炉が大好きです。冬の楽しみは暖炉の前で揺れる炎を眺める事。あまりにも好きで夏でも暖炉に火をつけてくなってしまいます。同伴してる人には迷惑ですが(汗)
暖炉の炎を眺めていると、精神が落ち着いてリラックスします。
一般的に火を動物は嫌う・怖がるとされていますがそれは間違い。
もちろん、山火事になればワンちゃんは一目散に逃げるし、たいまつを目の前でぶんぶん振れば逃げます。
でも、それは人間とて同じ。
大きな火や動きが予想出来ない炎は人間でも怖い。
犬が火を意味なく嫌わない証拠としてあげられるシーンがいくつかあります。
石油ストーブの前で丸くなる(炎が見えるアラジンストーブとか)
たき火の近くで飼い主さんのそばにいるなど。
見た事あるシーンですよね。
もし、無条件に火が怖ければ側で丸くなるのは難しいでしょう。
犬が火を恐れないからどうした?
はい、話は続きます。
実は暖炉には科学的に実証された効果あります。
以下、抜粋
『大阪ガス(株)エネルギー技術研究所では、長い歴史の中で人間の暮らしを支え続けてきた「火」の心理的な効用を検証するために、暖炉のあるなしの環境下で、人間の親密度やコミュニケーションなどに変化があるかどうかの環境心理学実験を実施しました。
その結果、「暖炉のある部屋の方が、癒されると感じ、親近感が増しコミュニケーションが促進される」ことが判りました。
(略)
今回の研究結果や従来の研究知見から、羽生助教授は、「『暖炉がある』と部屋の雰囲気がよくなって会話が促進されるため、相手と近づこうとする(無意識の内に二人間の距離が近づく)とともに、相手の発話に対してうなずく回数が増え、会話が途切れなくなる。そのようにコミュニケーションが密になった結果、相手により親近感を感じるようになると考えられる(相手が自分に似ていると感じるのも、親近感の指標のひとつである)略』
細かい実験結果を記す事は省きますが、暖炉の炎(たき火も)は
雰囲気が良くなり、
「リラックスする」、
「癒される」、
「親しくなれる」
この環境は愛犬と飼い主さんにもピッタリなのでは?
という事を熱烈な暖炉ファンとして言いたかったのです。
是非、今年の冬暖炉の前で愛犬と炎を眺めながらリラックスして言葉ではないコミュニケーションを深めてはいかがでしょうか。
すみません、長くなりました(汗)