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プーチのドッグトレーナーが執筆する、犬と飼い主さんのためのプログ

運動不足のサインとは

猛暑日が続いた今年の夏、

思い返すと愛犬と出歩くことが難しかった気がします。

クーラーの効いたお部屋でダラダラ

いけないとわかっていても、ついついそんな生活が続いてしまったり()

 

犬のトレーニング,しつけ,飼い方:

 

そうなると心配なのが愛犬の運動不足。

明らかな運動不足の場合もあれば、運動させているつもりだけど

犬にしてみたら全然足りていないよ!という場合も

自分の愛犬に満足な運動量を与えてあげられているかな…。

運動不足が続いた犬には、どんな変化が現れるのか

そんなところに注目して運動不足回避を目指したいと思います

 

運動不足のサインとして一番多いのが”問題行動”です。

犬は発散しきれない体力をどこで発散しようかとてもよく考えます。

そして考えた結果、何をしだすかというと

家具を噛み始めたり、家中を走り回ったり、ゴミ箱を漁ってみたり…

暇つぶしになりそうな楽しいことをこれでもか!と見つけてきます。

中にはかまって欲しくてトイレを失敗してみたり、食糞をしてみたり

というお話もよく聞きます。

 

また、”ストレスサイン”が見られるようになることもあります。

自分の尻尾を追いかけ回したり、手足を舐め始めたり…。

これは運動不足によるストレスを紛らわそうとしている行動です。

この行動が続くと自傷行動に繋がりかねません。

 

そして、中にはストレスを自分自身では

紛らわすことができない子もいます。

そんな子に増える行動は”攻撃行動”です。

ストレスによるイライラを人や物にぶつけてしまうのです。

 

このように、運動不足によって出てくる行動は

普段私たちトレーナーが飼い主様から受ける

ご相談の中に出てくる問題行動の大半と重なっています。

 

今、愛犬の問題行動にお困りの方は、

まず”運動不足ではないか”というところに目を向けて見ましょう。

もしかすると今まで悩まされていた犬の問題行動が

すっかり良くなるかもしれません(^_^)

 

掲載日:2018.09.04
情報更新日:2018.09.04