トレーニングブログ「お散歩&吠え編」
今回ご紹介するのは、mix犬のチーズくん!
人もわんちゃんも大好きなチーズくんの悩みは、
お散歩中に引っ張る点と、クレートでの吠えでした。
◯散歩
チーズくんの場合は、興味津々で行きたい方向へと引っ張っていました。
かなり力強く、人がつられて引っ張られてしまいました。
チーズくんは引っ張ったら飼い主様が付いて来てくれる、と学習してしまい、
さらに引っ張ってしまうという悪循環。
対処方法としては、いくつかありますが、今回トレーニングで行った方法は、
わんちゃんが前に行ったら逆方向に歩き出す、
「リーダーウォーク」というもの。
どこまでの引っ張りを許すのかは飼い主様次第です。
きっちり横に付けたい場合は、飼い主様の膝辺りを
わんちゃんの後脚が通った段階で逆方向へ歩き出しましょう。
逆方向に歩き出すタイミングは、
わんちゃんの大きさにもよって変わってはきます。
わんちゃんをこちらのペースに合わさせ、連れ回す位がちょうど良いです。
繰り返していくと、横にいた方が何も起こらない、
とわんちゃんは学習してくれます。
ですが、実際にリーダーウォークをやってみると難しいものがあります。
私達スタッフは出来ても飼い主様がなかなかタイミングを掴めず、
上手く出来ないケースが多々あります。
チーズくんも大きめの子で力もあり、プーチとご自宅だとご自宅でのお散歩の方が激しいと思い、今回はスパイクも使用しました。
スパイクとは、トゲトゲした見た目でインパクトの強い首輪です。
しかしスパイクは、母犬の牙をモチーフに作られており、
突き刺さるものではなく、緊張感が出て良い刺激となってくれます。
スパイクはわんちゃんに合う合わないの相性がありますが、
チーズくんには効果的面でした。
チーズくんもいつもより緊張感を持ったお散歩ができ、
落ち着いたお散歩が出来る様になりました。
◯吠え
チーズくんの吠えはクレート の中で落ち着いていられず、
吠えてしまう点でした。
留守番の時だけ、移動の時だけクレート を使うと、
なかなかクレート にはなれません。
日頃からクレート を使用し、慣らしていきましょう。
ご飯を食べる時、夜寝る時、わんちゃんの相手をできない時(洗濯、掃除など)は
クレート を使うようにしましょう。
こうして日頃からクレート を使っていると
落ち着いて安心できる場所になります。
それでは今回のトレーニング動画になります。
長々とありがとうございました!