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プーチのドッグトレーナーが執筆する、犬と飼い主さんのためのプログ

愛犬が豹変!?

6か月・2歳には境界線があります。 仔犬の頃はトイレがばっちりできていたのに、6か月を過ぎて急に出来なくなった。 これは本当によく聞く話です。 というかほとんどがそうなります。 なぜでしょうか? 6か月を過ぎてくるとだんだん他のにおいが気になってくるのです。 つまりマーキングです。 散歩に出かけ他の犬のおしっこの上にかけることを覚え、家の中でも香水やスプレーなどの変わったにおいがするものにマーキングするようになります。 また、おしっこを貯められる時間も長くなり、小出しにするようになります。 特にオスはいっきに出しきる事はなくなります。 これらを覚えてしまうとトイレのしつけはかなり難しくなってきます。 だから6か月になる前に去勢をした方がいいのです。 そうすればマーキングもしないし、トイレにいけばおしっこを1度に全部するようになります。 そしてよく聞く話がもうひとつ。 2歳になってから急に犬や人に吠えるようになった、咬むようになった。 なぜでしょうか? 2歳というのは人間でいうと20歳くらい。 ほぼ大人になり、自分の個性が決まり、こだわりも強く出てくる時期です。 子どもの頃は理不尽だと思っても一応言う事を聞いていたものも、大人になると嫌だと思えば反抗するようになります。 例えば、手・足・尾など身体の一部を触ると本気で咬みつく。 去勢していないオス・男性・柴犬など特定のモノを見ると異常に吠える。 2歳頃の犬は性格がガラっと変わるのでいつも驚かされます。 2歳までの犬への接し方と社会化が犬の一生の性格を決めます。 ポイントは犬との距離を出来る限りとること。仲良くなりすぎないこと。 依存度が高くなるといい影響がないのは人の子ども同じですよね。 そして沢山の経験をさせて、自由にする時間をとることです。 社会化をたっぷりした、自分に自信がある子はやたらと吠えたりしないものです☆ devote my life to dogs☆ にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへにほんブログ村 人気ブログランキングへ

掲載日:2011.05.19
情報更新日:2020.09.09