尻尾を追いかける犬の秘密
自分の尻尾を追いかけてクルクルと回っている犬を見かけた人、結構たくさんいらっしゃると思います。
この自分の尻尾を追いかける行動、最近まで遺伝的脳疾患と思われていました。(もう治らないと諦めていました)
しかし、最近の研究で犬が尻尾を追い回す行動はコレステロールの高さと関係があることをアメリカの獣医さんが突き止めました。
「尻尾を追い回す行動」は傷を負ったり、手術や病気の後でも起こることをFaculty of Veterinary Medicineの一員であるHasan Batmazと研究チームが発見。
とくに、ブルテリアやジャーマン・シェパード、ボーダーコリーといった特定の犬種ではより多くの追い回し行動が見られたそうです。
研究者たちが尻尾を追い回す犬の血液サンプルを採取して比べてみたところ、尻尾をよく追い回す犬は「善玉コレステロールのHDL(高比重リポタンパク)」と「悪玉コレステロールの LDL(低比重リポタンパク)」がともに高い値を示していました。
この「高コレステロール」がセロトニンなど精神活動に影響する脳ホルモンの流れに影響を及ぼしているようです。
人間の場合では高コレステロールの人がパニック障害やある種の恐怖症を抱えているそうです。犬の恐怖症もコレステロールと関係していたとしたら、新し改善の方法が見つかるかもしれませんね。
ちなみにオスよりメスの方が執拗な追い回し行動をしやすいらしいのですが、こちらは原因不明とのこと。
人も犬もコレステロールが高くても良いことはありません。
適切な食事を与えて、肉体的にも精神的にも健康になりましょう☆
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