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掃除機犬! なんでも食べてしまう異食症とは?

口に入るものなら何でも食べてしまう、まるで掃除機みたいなワンちゃん見たことありませんか? 実はただの食いしん坊でなくで、病気かもしれませんよ。 犬が手当たり次第に何でも飲み込む場合、様々な理由が考えられます。 一般的に過食症とされる犬は、犬のための多様な食べ物以外に、食用でないものも飲み込みます。紙やプラスチック、アルミホイル、石などなど…この問題は異食症や異味症と呼ばれています。この症状の根底にあるものとしては、様々な病気が想定されるので要注意。 1. ホルモンバランス関連の病気(例えば副腎の病気、その中でも特にコーチゾン濃度の上昇を伴うもの) 2. 甲状腺疾患 3. 糖尿病 4. 肝機能障害 過食症を生じさせるものとしては、ここにあげた4つの器官性の原因以外にも常同症から来ている場合や、極端に少ないエサや栄養の偏りが原因であることが考えられます。 犬に過食症の疑いがある場合、できるだけ早く原発性疾患を発見し治療するために、まず第一に病院での受診及び血液検査が勧められます。 とはいっても、飼い主さんは過度に心配する必要はありません。 器官上の病気が過食症の原因である可能性はあるものの、実際のところ全く別の原因であることは決して珍しくありません。 過食症というのは、原始民族にも野生の動物にも存在しないのです!  それがペットに発生する場合、逸脱した欲求ではないかという疑念が生じるのは自然なことです。 実際に問題行動が見られる場合、一種の常同症であるのか、それとも単に構ってくれるようにせがんでいるのか、はっきりさせる必要があります。 というのも、犬が欲しがっているものを取り上げようとして、飼い主さんが犬の拾い食いの傾向を強めてしまうことはよくある話。 なぜなら獲物を取り上げられないためには、飼い主さんが来る前に飲み込むのが一番だと学習してしまうからです。つまり、飼い主としては、まずこの行動をさらに強化しないようにする方法を学ぶ必要があります。これまでに犬が飲み込んだものが無害な場合、無視して構わないようにするのが最も簡単な方法です。 普通、犬は石やティッシュなどを飲み込もうとはしないものです。いったん口にくわえてから、そのまま放します。 犬に見られる行動が常同症である疑いがある場合は、多少違いがあります。 常同症の場合、ストレス軽減が一番重要になります。散歩の際、犬に何かやるべきことを与えてください。えさをくんくん嗅ぐのでもいいですし、同時に異物を飲み込めないような課題を与えてください。ここに挙げた対策がどれも機能しない場合、行動療法を専門にする獣医に相談するようにしましょう☆ 食欲の秋とは言え、乱食はご法度ですよね。 皆様のぽちっと♪とっても励みになっております。 ありがとうございます☆ にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへにほんブログ村 人気ブログランキングへ

掲載日:2010.10.25
情報更新日:2020.09.08