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飼い主さんの責任ではない 犬の自閉症

飼い主に愛情を示さない 抱き上げると嫌がる 呼びかけても振り向かない 他のワンちゃんと遊ばない 唐突に怒りだす 音に対して異常に神経質 緊張すると感情が爆発する 同じ行動を延々と繰り返す これらの行動が顕著に見られる場合には、自閉症の可能性があります。 上にあげた項目は「飼い主に愛情を示さない」を「両親に愛情を示さない」を変えただけで、すべて人間の自閉症の症状、サインです。 自閉症は犬の場合も、社会性の欠如や間違えたしつけが原因ではありません。 人間でも犬でも、自閉症というのは脳の機能障害が原因です。脳の機能がある以上、どんな哺乳類にも見られる疾患なのです。 つまり生まれつきのものです。 犬の場合にはペットショップや悪質ブリーダーから生まれるケースがほとんどです。 犬が自閉症である場合には、トレーニングやしつけは症状をかえって悪化させてしまう恐れがあります。 散歩も難しいでしょう。 自閉症の犬に必要なのは的確な環境とゆっくりと丁寧に接する事。 無理に何かをさせず、あくまで犬のペースを尊重しながら徐々に意識を外に向けられるようにするのが重要です。 人間の場合、カウンセリングや薬剤治療や養護学校などがありますが犬の場合には飼い主さんしかいません。 だからこそ、飼い主さんの目標設定と意識にすべてがゆだねられています。 脳の構造が正常化する事は難しくても、精神的に落ち着いた生活を送れるようになることは、人間の自閉症のケースを見ても明らかなように犬の場合でも飛躍的な改善は可能なのですから。 努力が実る疾患なので、家族全員で問題に立ち向かいましょう。 皆様のぽちっと♪とっても励みになっております。 ありがとうございます☆ にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへにほんブログ村 人気ブログランキングへ

掲載日:2010.09.27
情報更新日:2020.09.08