排便中に目をそらすのは、恥ずかしいから?
ワンちゃんが、踏ん張って「フン」をしているとき必ずと言っていいほど視線を反らします。なぜでしょうか?
強面のドーベルマンだろうが、陽気なトイプードルだろうが犬種に関係なく「見ないで」的なオーラを出しています。
皆さんも経験あると思います。
人の感覚からみると、恥ずかしいから目を反らしているような気がしてしょうがありません。
しかし、実際は違います。
排便をしている時、ワンちゃんは完全に無防備な状態。
アイコンタクト以上に犬の目を直視するということは「喧嘩」を売っていることを意味しています。
また、一般的に視線を反らす行為はカーミングシグナルのひとつ。
「喧嘩する気ありませーん」、というサイン。
ワンちゃんが、一日の中で最も無防備な状態、排便時に喧嘩を売られても困るので視線を反らすのです。
恥ずかしいからではないのです。
そもそも「恥」という概念は人間にしか存在していないと考えられています。
なぜなら「恥」は文化的背景と深く結びついているからです。
中国では、ゲップは恥ずかしくない行為ですし、ドイツでは男女素っ裸でサウナに入ることは普通です。
排便はどこの国でも恥ずかしいですけどね…
人の視線からは見えてこない犬の世界は沢山ありますね。
愛犬が排便している時はそっとしておいてあげましょう☆
以上、小話でした。
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掲載日:2010.09.10